12月29日(土) 美波町の飲ませサビキ釣り

また一つ年をとってしまった。

毎年この日は 日和佐沖で釣りと決めている。


この冬一番の寒波がやってきたが

北西の季節風にめっぽう強いこのエリアなら問題なし。


問題なのは本日のターゲット。

アオリにすべきか はたまた青物にするべきか…


アオリは潮のいい日に当たれば良型まじりで船中30杯ほど(1人1〜7杯)

潮の動かない日に当たると船中10杯程度(1人0〜3杯)

シーズン初期から不調だったアオリも

ここにきて例年並み例年以上に釣れるようになってきた。


青物は先週のブリ祭り会場から青物は姿を消してしまったが

漁礁周りに付く小アジを掛ければメジロ入れ食い?なんてことも。


アオリを狙うならポイントは南側 青物を狙うなら北側と

どちらかに絞らないといけない。

皆さんと協議し悩んだ結果…



両方を視野に入れ北上することに。


両方狙うとろくなことないのはわかっていながら

ついつい欲張ってしまう。


まずはアオリから

ベタ凪なのはいいけれど…



アタリはない。


静かに時間だけが流れていく。




海亀氏が沈黙を破り



1.5キロ級の良型をキャッチ。

そうそう みんなこのサイズを狙っているんだが…


あとが続かず、再び長い沈黙。



2時間がんばって 船中3杯。



船頭さんより

「青物行きましょうか〜」


ビッグベイトのブリ祭りは3日前に終了したようで

今や あとの祭り、魚探にはチリ一つ映っていないそうだ。


今日もソナー船 清和丸二隻出動するようなので

大ナブラを再発見してくれないかなーという期待をしていたが

いなかったみたい。


ということで 今回は漁礁に付くスモールベイト(小アジ)で勝負。

小アジにはブリが付いていないみたい。


ベイトはアオコ(小型のマルアジ)


ビッグベイト用のサビキでは勝負になりそうにないので

船上で小さい針にくくり直し

小アジがよく付くようフラッシャー付きにした。


ポイントにつくまでに仕掛けを作り直し

いざ 勝負。



最初の流し プルプル…とベイトが付いて

仕掛けを底まで落とすと

一発で ゴン!



70cmのメジロ。

先週は釣れ揚がってくるのは全部90cm前後のブリだっただけに

何だかとっても見劣りして小さく感じる。


次の流しでは

ゴン!

ゴン ゴン ゴン …

あれれっ?



なぜか赤い魚。


誕生祝のタイは自分の手で?



まさかこの時期にナナマルサイズのタイとは。



最初の3流しで3匹釣れたので

余裕で大漁かと思ったら

ベイトの掛かりは悪くなるし

小アジ掛かっても本命がアタックしてこないし

時合い終了したみたい?




タイプVを持ってきたつもりがタイプUだったので



ロッドはグニャグニャ。

その分バラシが少なくなっていいかも。



漁礁を次々と回っていくが

どこも本命は留守なのか 食い気がないのか

釣れない。


漁礁際の底物(ヒラメやハタなど)を狙いたいのだが

珍しく今日は潮が速いようで 底を攻めるとすぐに根掛かりしてしまう。


久々に



釣れた…


徐々に海が荒れてきた。



沖へ出れば出るほど

北へ向かえば向かうほど 荒れてくる。



アタリが遠いので 底から5mほど誘いあげて

アピール作戦。



久々にキャッチ。


海はますます荒れてきた。



小アジが全く掛からなくなったので

上から小アジを付けて落とす作戦。


赤アジなので 食いはよくないけど

何もついていないサビキを垂らしていても釣れるわけないので。


願いが通じたのか



何とか1本 追加。


昼前からはボコボコに〜



南や東からのうねりではない風波なので 辛抱できる。


その後は時合いもなく

終了〜


6人でアオリ3杯 メジロ12本 マダイ アカヤガラ マトウダイ …



昨日は小アジもよく付いて メジロも簡単に釣れたようだが

今日はベイト掛かりにくく メジロもめったに当たらず。

少々期待外れの結果に。


1日アオリを狙った源洋丸は良型交じりで26杯釣れたとか。

アオリ狙いにしておくべきだったか。

まぁ釣り人の思ったようにいかないのが釣りですから…



本日の釣果 メジロ 5匹 マダイ 72cm